お金を貯める

私が分別した銀行口座を実際に使った方法

Photo by Nick Pampoukidis on Unsplash

 お金の動きを把握しやすくするために銀行口座を分別しても、実際にどのように運用したらよいかわからないという方もおられるでしょう。この記事では、私が実際に分別した銀行口座をどのように使っていったのかを時系列で紹介します。この記事で紹介する方法は、あくまで私の運用方法ではありますが、皆さんにも役立つ部分があるのではないかと思っています。私の運用方法は、数年で大きな資産を作れる方法ではありませんが、時間はかかってもサラリーマンが、それなりの資産が作れる方法の一つだと考えています。

最初の1年

 1年目は、給料日にATMから現金を引き出し、コンビニのATMで「貯金」のための銀行口座に毎月1万円づつ入れていくということを、ただ続けていきました。これを一年間続けると、12万円+利息(わずかではありますが)が口座にたまることになります。ここで気を付けなければいけないのは、絶対に手数料がかかるようなことをしてはいけないということです。私がこの方法を始めたころは、ATMでの現金の入金は無料というネット銀行がほとんどだったのですが、現在では、手数料無料の入金回数が制限されていることが多いようです。この点、セブン銀行は、セブンイレブンに設置されているATMでの現金の預け入れが、無料なのでおすすめだと思います。

2年目

 2年目は、「投資」のための銀行口座と証券会社の口座を開設し、1年目で「貯金」のための銀行口座に貯めた12万円の半分(6万円)を「投資」のための銀行口座に移し、投資信託の購入を開始しました。初めての投資であり、投資は怖いという思いもあったので、当時読んだ投資本で薦められていた「世界経済インデックスファンド」というバランスファンドに毎月1,000円づつの積み立て投資をしていきました。

 2年目も、給料日にATMから現金を引き出し、コンビニのATMで「貯金」のための銀行口座に毎月1万円づつ入れていくということを、ただ続けていき、投資を始めたといっても毎月1,000円ですから、「投資」のための銀行口座にお金を移すということはしませんでした。

3年目

 3年目になると、銀行口座にお金がたまっていくのが楽しくなってきました。また、毎月1,000円づつの積み立て投資も少し(確か10%ぐらいだったと思います)ではありますが利益が出ていました。

 そこで、本格的にお金を増やしていこうという気になって、「貯金」のための銀行口座と「投資」のための銀行口座にそれぞれ毎月1万円づつ入れていくようにしました。また、投資信託の積み立て投資を、「世界経済インデックスファンド」と「ニッセイ外国株式インデックスファンド」にそれぞれ毎月5,000円づつすることにしました。

 また、このころから、お金を現金で移動させるのが面倒くさくなってきたので、口座間の現金移動をネット上でできるようにしました。これで、毎月第1週の土日を利用して、口座間の資金移動をするようになりました。資金移動にかかる時間は月に10分程度です。

 これで、3年目が終わるころには、数10万円のお金を貯めることができました。

4年目以降

 数10万円のお金が貯まってくると、お金が増えてくるのが本当に楽しくなってきます。そして、自然に資産形成に関する本を読んだりするようになってきました。

 その後は、少しづつ「貯金」と「投資」のための銀行口座への入金量を増やしていって現在に至るという感じです。

 投資対象もインデックスファンドだけでなく、個別株やETFに広げていき、ある程度の配当金や分配金も得られるようになり、配当金や分配金を再び貯蓄や投資に回すことにより、給料が増えなくても、貯蓄や投資の額を増やすことができるようになってきました。

私の資産形成の方法

 私の資産形成の方法は、決して数年で莫大な資産が作れるというものではありませんが、普通のサラリーマンが無理なく(あまり時間をかけず)、資産形成をするには、これぐらいゆっくりとしたものでいいのではないかと思います。実際、数十年という時間はかかりますが、このような方法で1億円に近い数千万円を手にすることは可能だと思います。



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