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お金の動きを把握しやすくするために銀行口座を分別するといっても、どこに銀行口座を開設すればよいかで悩むことでしょう。この記事では、私が「日常で使うお金」の銀行口座の選択する際に考えたことを紹介します。この記事を読むと、「日常で使うお金」の銀行口座の選択する際のヒントが得られると思います。
私が考えた「日常で使うお金」の銀行口座の条件
「日常で使うお金」の銀行口座の選択は、日常で使うお金のための口座ですから、メインバンクの選択ということになります。メインバンクに求められる機能は、給与振込み、公共料金やクレジットカード決済、各種振込み、日々の現金の出し入れ等です。メインバンクの機能だけで考えると、どの金融機関を選んでも良さそうなものですが、私が考える他のメインバンクの条件は、自宅および勤務先の近くに「支店がある」、「利用できるATMがある」というものでした。
地方の中核都市にすむ私としては、これらの条件を満たすのは地方銀行、第二地方銀行、協同組合形態の金融機関でした。第二地方銀行、協同組合形態の金融機関は、現在居住している場所にずっと居住し続けるということが決まっていれば選択できるのですが、転勤や転職で居住地を移動する可能性がある場合は、支店やATMのネットワークの大きさから考えて、その地域の地方銀行を選択するのが良いのではないかと思います。ただ、居住地を移動する可能性がほとんどない人にとっては、信用金庫等の協同組合形態の金融機関もメインバンクの候補になると思います。『お金が貯まるのは、どっち!?』と言う本で、著者の菅井敏之さんは、『「信用金庫にとって、口座に500万円の預金があれば、得意客です。1,000万円の預金になれば、担当者がつくような扱いになります。ところが、メガバンクの口座に1,000万円の預金があったとしても、担当者がつくこともなければ、特別扱いされることもありません」』と書いています。お金について相談ができる担当者がつくというのは、大きなメリットとなるかもしれません。ただ、信用金庫は支店やATMが少ないというデメリットもありますので、このあたりは、現在の生活範囲がどのくらいになるかによるのではないかと思います。
私が選択した「日常で使うお金」の銀行口座
銀行取引につきものの手数料や金利のお得さを考えると、ネット銀行もメインバンクの候補になるのでしょうが、私は、いざ困った時に、有人の支店があり、そこで直接相談できるということを重要視しましたので、「日常で使うお金」の銀行口座は地方銀行に設定しました。