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書籍紹介:金持ち父さん貧乏父さん

 書店には多くの投資関連の書籍が並んでいますが、初めにどの書籍を読んだらいいかがわからないと思っている人は多いと思います。私はおすすめの投資本を教えてほしいと言われた時は、この「金持ち父さん貧乏父さん」をまず読んでみるように勧めています。なぜなら、この本には、資産形成の本質が書かれているからです。この記事では、「金持ち父さん貧乏父さん」に書かれている資産形成の基本的な考え方を紹介します。

「金持ち父さん貧乏父さん」とは

「金持ち父さん貧乏父さん」は2000年に発売されたロバート・キヨサキ氏の大ベストセラーで、お金持ちになるための基本的な考え方について紹介されています。当時は、テレビでも特集が放映されていた記憶があります。ただ、当時は投資本というよりは自己啓発本として紹介されていたような気がします。

この本に書かれている資産形成の本質

 この本に書かれている資産形成の本質は、金持ちになりたければ、「資産」を買いなさい、ということです。この本では、「資産」とはあなたのポケットにお金を入れてくれるもので、具体的には株式や不動産のことを指します。その逆は「負債」であなたのポケットからお金を出してしまうもので、具体的にはマイホームや自家用車と説明されています。簡単に言えば、「資産」とは購入すれば収入(株式の配当や値上がり益、不動産の賃貸料)が得られるもので、「負債」とは購入すれば支出(マイホームや自家用車のローン)が生じるものです。本書では、この「資産」と「負債」について何度も説明が出てきます(内容に関しては下記の動画をどうぞ)。

この本の内容を実行することは可能か?

 正直な話、この本を読んだ当時は、この本に書いてあるお金持ちになる方法は、すでにある程度お金がある人のためのものだ、と思いました。なぜなら、この本で紹介されている資産とは株式や不動産だったからです。この本の著者のロバート キヨサキ氏は自身の資産を主に不動産で築いたようで、投資先として不動産を薦めていました。当時の日本では、株式もほとんどが1,000株単位の購入ですし、不動産も現物を購入するとなると数千万円のお金が必要なので、普通のサラリーマンが、簡単に実行できるような内容ではなかったのです。

 しかし、現在では、この本に書いてある「お金持ちになる方法」をサラリーマンでも実行可能です。株式の売買単位は100株単位(場合によっては1株単位)や投資信託で100円単位でできるようになりましたし、不動産投資も不動産投資信託を使えば100円から投資ができるようになったからです。私もこの本を読んで、少しずつ資産となるものを購入してきました。実際に行ってきた方法ついては、また、別の記事で紹介したいと思います。



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