私は、「貯金」のための銀行口座を設定して以来、毎月この口座に数万円のお金を入れ続けています。当初は、この口座から「投資」のための銀行口座に投資用の資金を移動させたりしていたのですが、数年たつと、「貯金」のための銀行口座と「投資」のための銀行口座には別々にお金を入れるようになりました。このため、「貯金」のための銀行口座から資金を動かす必要がなくなったので、それ以来、この口座に入れるお金は、すべて1年定期にしています。
現在の定期預金は非常に低金利で、資産を増やす目的には使えません。しかし、「1000万円とその利息等までならば預金保険制度で保護され元本割れの恐れがない」、「満期や解約をしなければ現金を引き出せない」という利点があります。
普通預金に預けているお金はATMで簡単に引き出すことができるので、知らず知らずのうちに使ってしまうものです。定期預金に預けておけば、現金を引き出すのに多少の手間がかかるので、知らないうちに使ってしまうというという事態を避けることができます。
緊急時には、定期預金を解約しなくてはならないかもしれませんが、定期預金は金利は減りますが、元本割れすることなくすぐに解約することができます。
幸運なことに、これまで私は定期預金を解約しなくてはならないような事態は起こっていませんので、口座にはお金が貯まり続けています。また、毎月の満期時に5円や10円といった少額であっても利息が付いていくのを見るのもとても楽しいです。